相続手続
福岡県で司法書士を探している方必見!選び方と無料相談できる事務所を紹介
福岡県は地域密着型の司法書士事務所がたくさんあるため、どこに相談しに行けばよいか迷う方も多いでしょう。
今回は福岡県で司法書士を探している方に向けて、福岡県での司法書士の選び方と、司法書士に相談できる業務を解説します。福岡県で司法書士をお探しの方はぜひ参考にしてみてください。
目次
福岡県で司法書士に依頼するときの事務所・窓口の選び方
福岡県で司法書士を見つけるときは、どのように選べばよいのでしょうか。司法書士事務所は、事務所によって扱っている業務分野が異なります。
企業のサポート中心の司法書士もいれば、相続や不動産登記に特化した事務所もあります。ご自身に合った事務所を見つけるために下記の5項目に注目して探しましょう。
福岡県司法書士会に所属しているか
福岡県で司法書士を探す際、福岡県司法書士会に所属している事務所の中から選びましょう。福岡で司法書士として事務所を構えるには、福岡県司法書士会に所属しなければなりません。
福岡県司法書士会に所属していれば、まず安心できる事務所です。司法書士が福岡県司法書士会に加入しているかどうかは「福岡県司法書士会」のサイトで確認できます。
他の専門職と連携をしているか
法律の専門職には司法書士や弁護士、税理士などありますが、それぞれに専門分野があります。他の専門職と連携が取れている司法書士であれば、司法書士で対応できない案件が出てきてもすぐにその分野の専門職を紹介してくれます。
法的なトラブルは対応の早さが結果を左右することが多いため、一から弁護士や税理士などを探すより迅速な解決ができるでしょう。
弁護士や金融機関、行政書士、土地家屋調査士など、どの専門家と連携できるかは事務所ごとに異なるため、ホームページなどで確認してみてください。
料金が明確に示されているか
司法書士に依頼する費用は事務所ごとに異なります。事務所選びの基準として費用は重要ですので、ホームページで確認してみましょう。
ただし、案件によっては費用を明記できないものもあります。例えば遺産分割協議書の作成代行を依頼した場合、相続人が3人より6人のほうが、作成量が増えるため費用は高くなります。
他にも遠隔地に住んでいる相続人がいる場合、交通費や時間などのコストがかかるため割高になることがあります。料金が掲載されていても、費用の見積もりを相談時に確認するようにしましょう。
相談に通いやすい場所にあるか
自宅から通いやすい司法書士事務所を選ぶことをおすすめします。基本的に相談場所は司法書士の事務所か自宅になることが多いため、自宅から近い事務所のほうが移動の負担がかかりません。
福岡県内でも交通の便に差があるため、事務所に行くための交通手段を考慮して事務所選びをしたほうがよいです。ただし、近年ではオンラインで相談を行う司法書士も増えています。
希望の事務所が遠方にある場合は、オンライン対応できるか確かめてみてください。
無料相談を受けられるか
司法書士事務所の中には、初回の相談を無料で行うところも少なくありません。相談で司法書士の話を聞いてから依頼するのかどうか決めることができます。
ただし無料相談の時間は、30分などと決められていることが多いです。最初から端的に説明するのは難しいかもしれませんが、なるべく事前に資料や話す内容などを整理しておくと、解決までの近道になります。
司法書士とは|依頼できる業務一覧
そもそも司法書士にどのような案件を相談できるのか説明します。ご自身のトラブルや手続きが司法書士に依頼できるか確かめてみましょう。
不動産や商業などの登記業務
司法書士が扱う案件で最も多いのが、不動産や商業などの登記業務です。登記とは、重要な権利や義務などを社会に向けて公示し、それらを保護した上で取引を円滑にするために定められている法制度の一つです。
例えば不動産であれば登記簿謄本、企業であれば会社謄本を法務局で取得し、公示された情報を確認することが可能です。ご自宅を所有している方は、自宅の土地と建物は全て法務局で登記されているはずです。
登記は自身で行うことも可能ですが、手続きに専門的な知識が求められるため、司法書士に委任している方がほとんどです。
【関連記事】相続手続きの代行サービスの選び方|費用や主な依頼先を解説
有価証券などを分配する供託業務
供託とは企業が法務局に金銭や有価証券を預けて、支払いや保証などを完了することです。供託にはさまざまな種類がありますが、担保保証供託を例にすると、「賃貸アパートを建築したものの、欠陥が見つかった。建築した会社に問い合わせしたが、倒産してしまったため、供託金が支払われた」というケースがあります。司法書士は企業から依頼を受けて供託業務を行うことも多いです。
法務局へ提出する書類作成やアドバイス
司法書士は、個人と法人、どちらのご依頼でも法務局へ提出する書類作成を行えます。また、企業の顧問司法書士として、運営にかかわる法律上の規制やトラブルに関するアドバイスも行います。
訴訟の代理や支援
「認定司法書士」という資格を持つ司法書士であれば、訴訟の代理や支援にも対応できます。ただし、扱えるのは簡易裁判所管轄で請求額が140万円以下の民事事件と定められています。
企業のトラブル防止や解決などの企業法務
企業のトラブル防止や問題解決などの企業法務に関する行為を行うこともできます。いわゆる法務アドバイザーという立場で助言などを行います。
成年後見業務
成年後見業務も司法書士の業務範囲です。成年後見業務とは、成年後見人に選任された方が、被後見人に代わって財産の管理を行うことを言います。
司法書士は成年後見の申請手続きを行い、また自身が成年後見人に選任されることがあります。認知症や精神障害などと診断された方は、法律上判断能力が不十分であるとみなされるため、本人の意思のみでは法的な効果を伴う行為が行えません。
そのため司法書士が成年後見人として現金の入出金・振込、不動産の売却、株式の購入などを被後見人に代わって行います。成年後見人は家庭裁判所の審判により選任されますが、最も選ばれやすいのが司法書士です。
遺言や相続に関する業務
遺言や相続に関する業務も司法書士の仕事の一環です。遺言書作成のサポート(助言は弁護士法上禁止されています)や相続時の遺産分割協議書の作成代行などを依頼できます。
さらに不動産を相続する際は、名義変更が発生するため司法書士に依頼します。
【関連記事】自分で遺言書を作成する方法|正しい書き方で自筆しよう
まとめ:福岡県で司法書士を探すなら「みつ葉グループ」にお問い合わせを
今回は福岡県にある司法書士の選び方や司法書士に相談できる案件を紹介しました。不動産の登記や相続、書類作成などでお困りの時は司法書士に相談してみてください。
どこに依頼したらよいか迷ったら、福岡県司法書士会に加入しており、自宅から近い事務所を選びましょう。円滑に手続き完了までサポートしてくれるはずです。
みつ葉グループでは無料のご相談を承っています。相続・遺言以外の案件も扱っており、、天神ビジネスセンターに事務所を構えているため交通も便利です。
福岡県にお住まいの方は一度お問い合わせください。
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